車両購入
人は誰しも何らかのきっかけでバイクを買う。
稀に「貰う」場合もあるが。

全ての乗り物には種類が2つある。
それは「新車」と「中古車」
とりあえず初心者は新車を買っておけ、間違いないから。

<購入の目安>
      予算
ある ない
目利きと技術力 ある 新車から激安まで
何でも来い!
・激安中古車
・オークション
ない ・新車
・高額中古車
お金か技術を
身につけましょう

車やバイクに限らず、目利きが出来る事が重要。
目利きは経験が物を言うので経験値の低い人は中古車を避けるのが無難。もしくはメンテナンスが行き届いたショップで購入しよう。

目利きが出来る、と言うことはそれなりのメンテナンスができると言うことなので、工賃を削りたいのであれば安いものを買って自分で手間をかけよう。
ちなみにオジさんは赤のゾーン。

最近は安い新車と中級以上の中古車の価格ギャップが少なくなっているので、車種を選ばないのであれば安心と保証と言う意味では新車をお奨めしておきたい。

技術が無いのに安い中古車を入手するとかえってコストがかかることを理解しておこう。激安で買ったつもりが結局中級以上の車を買うのと同等のコストになった、なんて普通に起こるから。

一番困るのは、黒のゾーンの人で、実はここが最もクレーマーになりやすい。
知識も経験も金もないからコストの理由が理解できない(特に工賃)
ここの層が今の奇妙な中古車市場を作ったと言っても過言ではない。

この層の人は新車が買えるまでお金を貯めるか、友達から譲ってもらえ、頼むから。
 
素敵な中古車選び
中古車は極力避けよう!
特にスクーターは。
いや、マジで。

但し、予めビジョンが見えているのなら中古の方がいいかもしれない。
どうせパーツは交換しちゃうんだから、と言う人は新車に10万〜20万かけるのなら、中古で買って差額を(も)改造費に回したほうが結局コストは下がるかもしれない。オジさんが正にそれw

但し、あんまりマイナーな車種だと後々パーツが無かったり、選択肢が少なかったりする。古ければコアなサイト以外になかったりして情報収集にも困ったりする。だから車種選定は熟考を重ねよう。


<ショップの質>
ショップにおける中古車の価格は

車両購入代+部品代+工賃+利益=中古車価格

の公式で成り立つから、安い中古車はどこかが削られている。
大概の場合、部品代と工賃が削られる場合が多い。
例えば同程度の年式のJOGがA店とB店では2万ぐらい価格差があるとしよう。
A店はタイヤや油脂類は交換済み、B店はタイヤ2〜3分山、フルードは真っ茶色。
2万の差なんかは乗り出した後にキッチリ出てくるから。

<店頭価格>
油断できないのは店頭価格。
これが乗り出し価格なのか、店頭価格以外に整備費を取るのかで大きく違う。
激安39,900円とかのプライスカードがついてるが、整備引き渡しで「はい、53,000円」なんてことも起こりうる。

<納車前整備>
本来、走る、止まる、曲がる、光るの4要素は例え中古車でも確実であって欲しい。
が、結構いいかげんな店もあるから要注意。
納車前点検でどこまでやっているのかは必ず確認。
納車時には全て店の人間の前で自分で乗って確認し、異常があればやり直してもらおう。

出来たら事前にナンバーを交付して自賠責もかけて、納車時にすぐ乗れる状態にしておこう。

<試乗>
原付の場合はナンバーの管理のせいで試乗できないケースが多い。
中古車故に試乗できる店をチョイスしたい。
乗れば不都合が判るから。
 
素敵な売り手選び
上では中古車本体の話をしたが、今度は売り手の話をしてみよう。

<バイク屋>
新車及び整備がメインでついでに中古車も扱っているところ。
この場合、店の信用にかかわるのであまりに酷い中古車は売らないが、その結果中古車の価格が高くなる。その分安心して買える店が多い。

<中古車専門店>
中古車がメインだがパーツ販売、新車販売もする店と激安中古車店の2つに分けられる。
前者はまあ、バイク屋とそれほど変わらない。

激安中古車店は当たりハズレが大きい。
もう2個1、3個1なんか当たり前。解体業者等から1山いくらで仕入れてたりする。
ここまではいいのだが(所詮中古車だしな)整備の質が低い店が多い。
ある程度自分で面倒見られる人で、且ついぢるのが好きと言う人でないとキツイ。
価格に騙されると痛い目に遭うぞ。

<個人売買>
基本的に安目、但しこれも当たりハズレが大きい。
メリットはオーナーと話が出来、ある程度コンディションが判ることだろうか?
ただ長期放置もあるので、バッテリー、油脂類、タイヤの交換等の費用は視野に入れておいたほうが無難。

<オークション>
個人売買に順ずる。
遠方の場合は現物確認ができない、輸送費がかかること等のデメリットを理解しておくこと。
近場で引き取りに行けるところ(現物が見れる)を選ぶのが吉。